商品について
ハムやソーセージ、ベーコンは既に加熱しておりますので、そのままでも召し上がれます。
ただし、ウインナーやベーコンなどの場合、おいしさの面では、熱を加えることでよりおいしく召し上がれるため、
加熱されることをおすすめしています。
※「生ウインナー」は、味付けをした生肉を腸詰したもので、非加熱ですので、必ず加熱をしてお召し上がりください。
ソーセージは、肉をひき肉にして調味などをした上、腸などのケーシングに詰めたものの総称です。
一方でウインナーは、ウインナーソーセージが正式な名称で、ソーセージの一種であり、
羊の腸や直径20mm未満のケーシングに詰めて、加熱したものです。
ソーセージには他にもいろいろな種類があります。
豚ロース肉を使用したハムをロースハム、豚モモ肉を使用したハムをボンレスハムと言います。
ロースハムは肉のきめが細かく適度に脂肪を含んでおりまろやかな風味で、ボンレスハムは赤身が多くあっさりしており歯ごたえが感じられます。
豚肉は、主に肩肉、ロース肉、バラ肉、モモ肉の4つの部位に分けられます。
ハム、ソーセージ、ベーコンで使用される豚肉の部位は、大きく分けると以下の通りです。
ハムは、主にモモ肉とロース肉でつくられます。元々、ハムとは豚のモモ肉のことです。
モモ肉でつくるハムのうち、骨の無いタイプのものがボンレスハムで、ロース肉でつくったものがロースハムです。
肩肉は、ソーセージの原料として使われることが多いのですが、
大きな肉塊は、ショルダーハムやショルダーベーコンとして使用されることもあります。
ベーコンは、主にバラ肉が原料として使用されます。
保存について
賞味期限は、開封されていない商品を記載の保存方法の通りの温度で保存した場合に、
風味、鮮度をそこなわずにお召しあがり頂けるように設定されております。
期限を過ぎるとすぐに食べられなくなるというわけではございませんが、期限内にお召しあがり頂くことをおすすめします。
賞味期限は未開封、商品に表示の温度帯で保存された状態での期限です。
開封後は、お早めにお召しあがりください。
一度、開封してしまうと、記載されている通りに保存していても、賞味期限までの日持ちはしません。
なるべく早く召しあがってください。
商品に要冷蔵と書かれている物は冷蔵保管が必要です。
短時間の場合は味、においなど確認の上、問題ないようでしたら、加熱してお召しあがりください。
それ以上の長時間でしたら、商品によっては劣化する可能性がありますので、必ず冷蔵保管してください。
ハムやソーセージなどの冷凍保存は、積極的にはおすすめしません。
衛生的には問題ございませんが、本来のおいしさが損なわれてしまうためです。
冷凍することで食感が損なわれること、解凍する時に水分と一緒にうま味が流れ出てしまうことが理由です。
その他
食品添加物には、食品の製造に不可欠なもの、食品の保存性を向上させるもの、品質を向上させるもの、
嗜好性を向上させるもの、栄養価を補充強化するものがあります。
たとえば、酸化防止剤は保存性の向上に、調味料や香辛料などは食品の嗜好的価値の向上に、
乳化安定剤や結着補強剤は食品の品質の安定・向上に役立っています。
食品添加物の安全性は国が安全性を評価し、その評価をもとに日本の法律や基準が定められています。
タケダハムでは、日本の法律や基準を遵守しており、安全性は確保されていると考えています。
「無塩せき」とは、ハム・ソーセージを作る際に発色剤を用いていないということであって、
塩を使用していないというとではありません。
タケダハムの「無塩せき商品」では、発色剤だけでなく、保存料・着色料なども使用せずに製造しております。
見た目や日持ちはよくありませんが、原料肉の美味しさを大切にし、安心して食べていただける食品です。
肉自身の持つ色素と結合し食肉製品特有の赤色を発現させるとともに、塩漬風味を与え、
食中毒菌であるボツリヌス菌などの細菌類の増殖抑制のために使用しています。
お肉の繊維を直角に鋭利な刃物で切ると、ビリベルジンという胆汁色素が染み出て、
そこに光があたって反射し、発生すると言われています。
お肉が痛んで発生しているものではありませんので、安心してお召し上がりください。
袋の中の水は、空気中の水分が流通の間に結露して溜まったものです。品質には問題ございません。
*水分の量が異常に多かったり、嫌な臭いがする場合は商品が劣化している可能性があります。
ウインナーの皮は、羊の腸を使用しています。
この皮の部分がささくれの様になり、細い繊維状のものができる場合があります。
この繊維がスモークされることで、茶色に変色し、髪の毛のように見える場合があります。
ご心配でしたらお調べいたしますので、お手数ですが、タケダハムまでご連絡をお願い致します。
ソーセージを吊るしてスモークする製造過程で、隣り合ったソーセージ同士が接触する場合があります。
接触している部分にはスモークが充分に利かないため、白っぽい部分ができますが、召し上がりいただいて問題ありません。